年末が差し迫った11月にお問い合わせいただきました。
元々勤めていた会社から独立し、個人事業でエアコンなどの空調設備の取り付け工事をされている方です。

1年も終わろうとしており、もうすぐ確定申告が必要だけど何もやっていないので相談したいとのことでした。

会計に関することは何もやっていなくて領収証がたまっている状態でした。

まずは確定申告に向けて、たまった領収証等の会計ソフト入力を行い、現時点でどのくらい利益が出ているのかを年末までに把握することから始めました。

すぐに作業に着手し、利益の状況がどうなっているかをご報告したところ、税金もそれほどかからないとわかり安心されていました。

その後、所得税の確定申告書の作成を当事務所で行い、提出完了しました。

翌年からは顧問契約を結ばせていただきました。

記帳代行（会計ソフトへの入力代行）は面倒なので丸投げしたいとのことでしたので、領収証をためないように、3ヵ月に1回はご提出いただき、当事務所で記帳代行をしています。

最初は書類の整理もうまくできていませんでしたが、領収証や請求書の整理の仕方を指導させていただき、几帳面なご性格ということもあり、今ではきれいにまとめていただいています。

課税売上が1,000万円を超えた2年後からは消費税の納税が必要になるため、そのタイミングで法人成りすることを決意され、会社設立手続きをお手伝いさせていただきました。

会社設立後も継続して、顧問契約をしていただいており、記帳代行と給与計算も当事務所で代行しています。3ヵ月に1回お会いし、会計実績の報告をさせてもらっています。

数字が苦手な社長様でしたが、繰り返しご説明することで経営判断のコツも覚えていただき、設備投資や借入の判断も問題なく行えるようになられています。

40年以上の業歴がある会社様。
税理士に不満があり、税理士を探している、とお問い合わせいただきました。

経理担当の男性が経験も長く、会計ソフト入力はしっかり行える方でしたので、自社で弥生会計を使って入力していただき、当事務所でその会計データをチェックすることにし、2ヵ月に1回訪問して、会長様、社長様に会計報告をさせていただくことになりました。

月次決算レポートを使ってご報告することで、経営状況をより把握しやすくなったと喜んで頂いております。

個人事業で電気工事を営まれていた方。
ご自身で出納帳を作成し、利益の状況は把握されていたものの、過去3年分の確定申告をしていない状況でした。

なんとかして申告を済ませ、スッキリしたいとのことでした。

無申告のまま放置することは得策でないことをご自身も理解されていたので、まずは過去の資料を一式お預かりし、記帳代行と確定申告書作成を行うことから始めました。

資料は一度にきっちりと揃えてもらうことはできませんでしたが、捨てずにしっかり保管されていたことと、出納帳をご自身で作成されていたことでなんとか過去分は遅れながらも無事申告を完了しました。

個人事業の時代ですでに課税売上が1,000万を超えており、消費税の課税も始まりそうだったこと、法人化して今後はしっかりと経営と向き合ってやっていきたいという強い意志もあり、株式会社を設立することとなりました。

会社設立手続きは当事務所でお手伝いさせていただき、その後、顧問契約を結ばせていただきました。社長の奥様が経理出身とのことでしたので、弥生会計を導入していただき、自社で入力をしてもらっています。

3ヵ月に1度、お会いして会計報告を行わせていただくほか、随時、電話やメールなどで経営に関するご相談をいただいています。